フリーランスと会社勤めの違い

フリーランスのエンジニアと会社勤めの違いとしてまず挙げられるのは、勤務時間です。会社勤めの勤務時間は大抵9時から17時までが基本ですが、フリーランスは勤務時間が限定されていません。決められた納期までにプログラムやシステムを完成させ、納品すれば問題ないです。
また、働く場所も異なり、会社勤めは在宅ワークが認められていない限り、会社で作業を行います。しかし、フリーランスは自宅のほか、カフェやレンタルスペースなど色々なところで仕事ができます。フリーランスがクライアント企業に通って仕事をする常駐型だった場合は、勤務時間と働く場所は固定されますが、それはあくまでも例外です。

そして、仕事獲得の方法も異なり、会社勤めでは会社の営業が取ってきた仕事をこなす形です。仕事の選り好みは不可能ですが、自ら案件を探す必要はありません。
それに対してフリーランスは、自ら仕事を獲得する必要があります。クライアント企業に営業をかけたり、サイトを設立して自らの実力をアピールしたりしないと、仕事が得られません。仕事を紹介してくれるエージェントと契約を結ぶという手もありますが、その手続きもエンジニアが自ら行います。

さらに、フリーランスは税金の計算や役所への手続きも、税理士と契約しない限り、自ら行わなければなりません。決められた時期までに収支を計算し、確定申告をする必要があります。
その点、会社勤めであれば経理に任せておけば、ほとんどの手続きはせずに済みます。